③自分も助かり、人も助ける。 それを通して自分らしい自分を育てる部門です。
水泳指導は水難から身を守る事が主目的なのですが、いつの間にか学校水泳で級を取る事、誰が速いか競い合う事(競泳で勝つ事)が主になってきました。
この部門は原点に戻り、水上安全という観点から水泳を含めて安全・救助を指導する部門です。
CPR(心肺蘇生法)・AEDの使用方法・防災訓練・救急対策(大出血・脱水症・などを行い、自分だけでなく他人を救助する方法を学びます。
東日本大震災以来、「防災訓練」の必要性は誰もが十分認識しています。
しかし訓練は常に行っておかなければなりません。「いざ」という時に体が動かない事になります。
救助法の水泳としては、立ち泳ぎ・横泳ぎ・あおり・逆あおり等、人を水の中で運ぶ方法があります。近代4種目(オリンピック種目)を主体に指導しているスイミングクラブではこれらを指導しません。
合わせて着衣のままの水泳も、プールではなく海や川などの自然の水場でこそ、身につける事が出来ます。
また、日本泳法は戦国時代に確立された事もあり、人を助ける泳ぎ方を備えています。それらをこの部門で指導します。
⇐②体を動かしスポーツの競技に出場する部門 ④スポーツに対する理解を促す部門⇒